ローヤルゼリーの歴史

ローヤルゼリーの歴史は非常に古く、初めてその存在が記録されたのは2400年ほど前のことです。

古代ギリシャの哲学者・アリストテレスには「動物誌」という著書があります。
この書中に「濃厚な蜂蜜に似た淡黄色の柔らかいもの」という記述があり、これがローヤルゼリーだと考えられているのです。

アリストテレスの発見は早かったものの、実際に詳しいローヤルゼリーの研究が行われ始めたのは、1730年代に入ってからでした。
スワンメルダムというオランダの研究者が、色や香り・味について研究を始めたのです。
実質的なローヤルゼリーの歴史はここから始まったといえます。

1792年になると、スイスの蜜蜂学者であるユベールが著書の中で「ゼレー・ロワイヤル」という呼称を用いました。
これが英訳される際「ローヤル・ゼリー」になり、そのまま名称が定着していきました。

その後も研究は続けられていき、1952年、フランスでローヤルゼリーを利用した「アピゼールム」という商品が発売されるまでに至ります。
発売から2年後に保健省の認可が下りたこともあり、ローヤルゼリーはヨーロッパで評判になっていきました。

そしてローヤルゼリーが世界的に評価されるきっかけになったのは、1954年の出来事です。

このとき、ローマ法王ピオ12世は80歳という高齢で、体調も芳しくなく、危篤状態に陥っていました。
治療を施しても回復する様子はなく、死を待つのみの状態だったそうです。

そこで一人の医師がアピゼールムの投与を試みます。
するとローマ法王の顔色がよくなり、危篤から一転、話をできるほどに回復したのです。

ローマ法王の奇跡的な回復は、世界中でニュースとなり、同時にローヤルゼリーの存在も一気に広まっていきました。
また1958年、ローマ法王が自ら世界養蜂会議の場に赴いてローヤルゼリーを称えると、ローヤルゼリー人気はより高まっていきました。

1955年には、日本でもローヤルゼリーの輸入・販売が行われるようになります。
「不老長寿の新薬現る?」の見出しでローヤルゼリーが雑誌に掲載されると、大きな話題を集めました。

そしてローヤルゼリーの栄養価の高さや健康効果が注目されるようになり、関連製品の売り上げが伸びていったのです。
1960年には輸入だけでなく、日本国内でのローヤルゼリーの生産も始まり、広く普及・定着していきました。

日本の養蜂場ではもともと蜂蜜しか採取されていませんでしたが、製品販売にむけ、ローヤルゼリーも採取されるようになります。

ローヤルゼリーは、蜂の巣の中の「王台」という一つの巣穴に集められます。
そのため一度に採取できる量は非常に少量です。

しかし1957年に、人工的な王台を設置し、ローヤルゼリーの生成量を高める手法が日本で考案されました。
これによりローヤルゼリーの採取量が飛躍的にアップし、今日の製品製造が支えられています。

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