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ローヤルゼリーのできるまで

ローヤルゼリーは女王蜂専用の食料として、ミツバチによって生成されます。

非常に栄養価の高い物質であり、このローヤルゼリーを幼虫の頃から与えられた幼虫のみが、女王蜂として成長することができるのです。

ミツバチの中でも、ローヤルゼリーを作るのはセイヨウミツバチのみです。
二ホンミツバチにはこういった習性はありません。

巣の外部で仕事をする働き蜂は、花粉や花の蜜を収集して、それを巣へと持ちかえります。
すると巣で待機していた若い働き蜂へと、花粉と蜜を引き渡すのです。

若い働き蜂はそれらを一度、体内へと取り込みます。
そしてタンパク成分や脂肪酸を分泌して混ぜ合わせ、ローヤルゼリーを合成します。

合成したローヤルゼリーは唾液腺を通って、再び体の外へと排出されます。

ローヤルゼリーはこうして出来上がるのです。
形状はクリーム状で、黄色みがかった乳白色をしています。

成虫の女王蜂は、働き蜂から直接、口移しでローヤルゼリーを受け取ります。

一方、女王蜂候補の幼虫は「王台」という専用の巣穴で育てられています。

この王台に、働き蜂たちがローヤルゼリーを流し込んで満たすことで、幼虫はゼリーを摂取することができます。

ローヤルゼリーは女王蜂と、次期女王蜂候補のためだけに作られます。
さらに人工的に合成できないので、採取できる量が非常に少ないです。

そのため現段階では、人工の王台を蜂の巣に設置して、ローヤルゼリーの生成を促すという方法がとられています。

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